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信頼 [知的障害者の指導]

私はいつも、特別な講習をするとき、雑談から入ります。
回りの班がスキーを取り出し、生真面目な講習を始める中、私の班だけ、ゲレンデに座り込み雑談を始めるのです。
先生方の顔色も見ずに、怪訝な顔をされますが、私にとってもっとも大事なことです。

気持ちをほぐす作業と信頼関係を築くためです。

話の中から生徒の性格を把握し、頭の中でカリキュラムを作っています、生徒のやる気と意思確認の意味でも必要だと思います。

僅かな動きでも本人の意思を感じることが大事と思っているからでもあります。

もちろん現実とのギャップは認識しています、これはもう、指導員の根気が無ければ目標は到達できないのはごく当たり前です。

ここでの作業が実際講習に入ったとき、話しかけに役立ちます、何しろ講習中、言葉をとめることは無いと思います。

私が講習に入ると回りの指導員は何かぶつぶつ言っている私を見て奇異な気持ちでいることでしょうが、実は生徒を刺激しているのです。

突然動かなくなった生徒には「ここで、辞めてしまう、大好きなお母さんがっかりするかもしれないね」などと挑発しています。

返事が無くても反応があります、例外が無いわけではありませんが、其の時は話の方向を換え対応します。

この雑談の中でのポイントは一番に大事にしているもの、これを把握することが大事です、例えば先ほどのお母さんのために頑張るとか、お父さんのために頑張るとかといった具合に、何か一つぐらいはあるはずです、こういった会話を交わすことで少しづつ信頼関係を気付いていきます。

ここまで来ると70%は出来上がりでしょう、後は指導員の根気と手法の問題となります。


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